EM生活

名桜大学教授 比嘉 照夫氏

1941年、沖縄県生まれ。EM菌の開発者

国際EM技術研究所所長、琉球大学名誉教授、

  1. アジア・太平洋自然農業ネットワーク会長
  2. (財)自然農法国際研究開発センター理事、
  3. NPO法人地球環境・共生ネットワーク会長
  4. 農水省・国土交通省提唱
  5. 「全国花のまちづくりコンクール」審査委員長
  6. 著書に「地球を救う大革命」「蘇る未来」
  7. 「新世紀EM環境革命」
  8. 「微生物の農業利用と環境保全」など多数。

EMとは

EMとは乳酸菌・酵母・光合成細菌を中心に、複数の有用な微生物を共生させた有用微生物群です。名前は、Effective(有用な)Microorganisms(微生物群)の頭文字に由来しています。有用微生物群EMを活用した技術は、生態系の根本をなす微生物環境のバランスを保ち、私達を取り巻く環境や生活のあらゆる場面で、自然本来の蘇生の力を最大限に引き出してくれます。

EMを構成する微生物

EMを構成する微生物は、光合成細菌、乳酸菌、酵母など、食品加工に使われる安全で有用な種類ばかりで、複数の機関でEMの安全性が確認されております。

それぞれの特徴についてはこちらをご参照ください。

  • 光合成細菌
  • 乳酸菌
  • 酵母

世界中で利用されているEM技術

現在、南極を除く全ての大陸にEM生産拠があり、国単位では世界64ヶ国においてEMの現地製造を行っています。
そのグローバルネットワークを通して、世界中のいかなる国にもEMをお届けすることが可能です。

発酵と腐敗

酸素が少ない状態で微生物が有機物を分解することを嫌気分解(発酵)といいます。この場合に抗酸化物質を産生する微生物(善玉菌)が活性化すると発酵食品になりますが、強い酸化物質を産生する微生物(悪玉菌)が活性化すると腐敗し、有害なものとなります。したがって、EMの特性は抗酸化物質を産生する微生物(善玉菌)の集団といえます。

EMは何からできているの?”の巻

よく「EM菌」という人がいますが、実は単体の菌ではありません。
EMとは複数の有用な微生物を共生された有用微生物群です。名前はEffective(有用な)Microorganisms((微生物たち)の英文の頭文字に由来しています。その名の通り、良い働きをしてくれる微生物たちが共存することでよりパワーを高め、農業や園芸、暮らしの中の衣食住、健康づくりにも効果を発揮してくれるのです。そこで今回はEMをかたちづくる微生物たちをご紹介しましょう。

【光合成細菌】 有害物質を分解して、養分に変えちゃうぞ!
[プロフィール]もともとは田んぼなど、水がたまっているところに住んでいて、酸素がなくても平気。べん毛で活発に泳ぎ回り、土の中にも潜れちゃいます。「いいお米が育つ田んぼは、裸足で入ると泥がぬるっと感じる」と農家の人が言うのは、肥沃なところにボクらがいっぱいいるからです。

[特技とセールスポイント]光のパワーを受けると、どぶ臭いニオイの原因でもある有害な硫化水素や有機酸をどんどん食べて分解し、仲間を増やします。だから汚水処理設備でも大活躍。しかもボクらの体の中はアミノ酸やビタミンがたっぷりだから、お米や野菜づくりに使ってもらうと、作物の味や色がよくなり、収穫量もアップ。家畜も元気にしちゃいますよ。EMの中では、リーダー的な存在です。

【乳酸菌】 「善玉菌」で、おなじみの人気者。
[プロフィール]ボクらは人間の腸内にいるし、他の動物の体内や植物など、自然界のいたるところにもたくさん仲間が住んでいます。ご存知のように、ヨーグルトやチーズ、納豆、漬物などの、いわゆる「発酵食品」を作る時にも、ボクらが大活躍。酵母さんたちと協力しあって発酵を進めていることも多いんですよ。

[特技とセールスポイント]ボクらは乳糖やブドウ糖など、甘いものを食べて乳酸などの有機酸を作りだします。これらの酸は強烈なパワーがあって、ものを腐らせたり食中毒のもとになる悪い菌も撃退!これぞボクらが「善玉菌」と呼ばれるゆえん。最近は土に還る「生分解性プラスチック」などにも隠れた実力を発揮してるんです。 EM液を酸性に保つのも、ボクらの働きが大きいです。

【酵母】 パンやお酒ができるのは、私のおかげ。
[プロフィール]英語では「イースト」という名前が付いている通り、パンづくりはもちろん、お酒、ワイン、ビール、みそ、しょうゆなどを作る時の「発酵」には私たちが不可欠。自然界では葉っぱや果物の表面、樹液がたまっている所のほか、淡水や海の中にもいるんですよ。

[特技とセールスポイント]ぶどう果汁の糖分や、お米の糖分など、私たちは甘いものが大好物。これらを食べてアルコールと炭酸ガスに分解してあげることで、ワインや日本酒ができるんですよ。ほかにもいろんな有機酸やアミノ酸などの栄養分、いい香りのもとになるエステルという成分を作ってあげるのも、私たちの役目です。EM液にういている白いものは、空気が好きな私たちの場合が多いですよ。

ボクらが集結したEMは、いいことづくめ!

発酵のパワーで、みんないきいき!たとえば、ものを腐らせることなく保存できて、おいしく食べられるのは、「発酵」のおかげ。今回紹介した3つの仲間たちは一緒になることで互いが排出した ものを交換しあい、それ ぞれが住みやすい環境を整え、どんどん増えて元気になり、すばらしい発酵の力を一層高めることができるのです。

大切な「酵素」が生まれる!発酵の過程では微生物が「酵素」という物質を生み出します。これは発酵食品にとって、うまみや香りをもたらすもの。また、人間の体を建物に例えると、設計図はDNA、建材は栄養素、そして工具にあたるものが酵素といえます。つまり、優秀な微生物の集合体であるEMは、私たちのとって大事な酵素を生み出す力を持っているわけです

暮らしの衣料ストー通信

EM開発者 比嘉照夫氏の緊急提言

東京電力福島第1原子力発電所の事故はチェルノブイリ原発事故のような最悪な状態にはならないとしても、半減期が30年の放射性セシウム137による土壌汚染が確認されている。放射性ヨウ素131の半減期は8日と短く、追加的な汚染がなければ30~40日で消滅するといわれている。それに対しセシウム137の半減期は30年、カリ肥料と同じように作物に吸収されやすく、食物を通し人体に入り、内部被曝の原因となる。その内部被曝は、免疫力を著しく低下させるため、すなわち、「チェルノブイリエイズ」と称される免疫不全に陥ることが明らかとなっている。

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1986年4月26日のチェルノブイリ原発事故が発生して、25年が経過した。外部被曝による原爆症については、広島、長崎の結果と同じであるが、被災国となったベラルーシでは、現在もなお、食物を通した内部被曝の問題は解決されず、深刻な状況が続いている。しかも、事故現場から340kmも離れ、絶対に安全といわれた首都ミンスクの市民にも、高レベルの内部被曝が広がっている。 ベラルーシは、国土の23%(46500km2)が被災したとされるが地図に示されるように、汚染の境界は明確でなく、かなりのグレーゾーンでも農業が営まれている。事故から15年経過した2001年、ベラルーシ放射線安全研究所が行なった全国の牛乳検査の結果、セシウム137による放射能が1L当たり50ベクレル以上となった地域は、1100の農村に広がっていたことが確認されている。

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WHOによると、セシウム137の身体負荷量は、一般的な国では、0.3ベクレル/kgとなっている。現実には、ベラルーシ全体がこの数値をはるかに上まわっているため、ベラルーシの科学アカデミーは、放射能の身体負荷量を15~20ベクレル/kg以下にすることをガイドラインとして健康指導を行なっている。この数値は、白血球の数が減少し始め、免疫力が低下し始めるレベルを指標にしており、やむを得ない措置である。 セシウム137の身体負荷量の生物的半減期は、大人で100~150日、子供で15~90日で、年齢が低いほど短縮されるが、その対策は、主として非汚染地帯でのサナトリウムの活用が中心であり、その他に、海外のボランティアの支援による国外での療養も、かなりの国々で実施されている。

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我が国でも、1990年以降、数多くのボランティア団体がベラルーシの子供たちの療養を支援しており、現在もなお続けられている。1994年の秋、私に、北海道でベラルーシの子供達を受け入れている「チェルノブイリへのかけはし」の代表の野呂美加さんから、EMで放射能対策が可能か否かの問い合わせの手紙が来たのである。 私は、「可能性あり」と返事し、数週間後に行なわれた、札幌市民大学の講師をつとめたことを機会に、野呂さんに会い、協力を約束した。その後、療養に来日した子供たちに、EM・Xを提供し、EM・Xに詳しい医療関係者も紹介したのである。EM・Xの効果は、てきめんで、腫れていたリンパや甲状腺も正常に戻り、食欲も増進し、わずか1ヶ月そこらで、すっかり元気になって帰国したが、その結果は、数値ではなく、あくまでも外見上のことであった。

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常識的に考えると、放射能被害をそんなに簡単に治すことはあり得ない話である。この常識は、私も、十分に心得ているが、過去に広島で被爆した複数の新潟県在住の方々から、EM・Xを飲んだら、「白血球の数値が正常に戻り、免疫力が高まり、カゼをひかなくなった。お陰で被爆前の元気であったころの、すがすがしい気分を、久々に味わうことができた。」という報告を受けていたからである。 EMは、光合成細菌を中心に、乳酸菌や酵母等々の抗酸化機能を持つ微生物の複合共生体である。その主要菌である光合成細菌は、粘土と混和し、1200℃の高温でセラミックス化しても、そのセラミックスから取り出すことが可能である。想像を絶するこの耐熱性は、光合成細菌がガンマ線やX線や紫外線をエネルギー源とし得る機能性を有するからである。そのため、外部被曝はもとより、内部被曝の放射能を無害な状態に変換していると考えられたが、我が国の放射線に関する実験規制は、かなり厳しいため、将来の課題だと考えていた。

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野呂さんの話によると、「チェルノブイリへのかけはし」の活動には、ベラルーシの国立放射線生物学研究所の所長である、コノプリヤ教授も積極的に協力してくれており、近々、日本にも来ることになっているとのことであった。 もし、コノプリヤ教授が来日したら、費用はこちらで持つので沖縄までご案内して下さい。予算を準備して、共同研究を提案したいと思いますのでと、お願いした。翌1995年に野呂さんの協力でコノプリヤ教授は沖縄まで来てくれたのである。当初は私の話を全く信じてくれなかったコノプリヤ教授も、私から出された状況証拠に半信半疑で同意し、EMおよびEM・Xを活用した放射線対策についての実験を行なったのである。この成果は、97年に沖縄でのEM医学国際会議で発表された。

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最終的に、EMやEM・Xを活用すると外部被曝はもとより、内部被曝の問題も解決できることが明らかとなった。しかしながら、それを信じる者は実験の関係者のみであった。それでも、ベラルーシの国民にEMが使えるようにと考え、法的にかなり厳しい関門を、すべてクリアーして、EMは農業用、EM・Xは健康用として登録されたのである。この登録は、今でも、旧ソ連のすべての国々で有効となっている。EM技術による放射能汚染や被曝対策についての結論的なことは前回(第39回)でも述べた通りである。しかしながら、今回の福島の第一原子力発電所の事態は、放射性セシウムを放出しているため、農水産物を通し、濃縮された放射性元素による内部被曝の可能性は否定できない状況となっている。したがって、今回は、自己責任で実行できる内部被曝対策について述べるが、このような研究が実行できたのは、世界で唯一、本件のみである。

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なぜならば、ベラルーシ政府は、外国で療養する子供達の身体放射線負荷の測定を禁止しており、もし違反すれば、その子供達の再出国禁止と同時に、測定にかかわった関係者の入国禁止という厳しい法律を課しているからである。もしも、正式な測定を行なうとすれば、ベラルーシ政府が認める放射線等の取り扱い及び測定に関する資格を有し、かつ、ベラルーシ政府が適正であると認証した測定機器を使用すること、外国人の場合は、政府の特別な許可が必要等々の条件も付されていて、実質的に第3国人が関与できないようになっている。 幸いにも、野呂さんたちが受け入れたベラルーシの子供達の通訳を兼ね、ボランティアで参加していたベラルーシ出身の、エドアルド・ヴェンスコビッチ君が、EM・Xに強い関心を持ってくれたので、彼を私の所属していた琉球大学農学部の研究生として受け入れ、EM全般のトレーニングを行なった。その後、大学院に進学させ、EM・Xによる内部被曝対策を修士論文のテーマとし、私とコノプリヤ教授で指導したのである。

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測定器のホールボディカウンターは、野呂さんの協力で購入することになったが、輸入関税が200%もかかるため、部品の輸入及び組み立てという手法で対処した。この方法でも50%の関税がかかり、当初の予算では、全く対応できない状況となった。私は、ヴェンスコビッチ君を機器を作っているウクライナに送り、機器の分解と組み立てのトレーニングと放射線取り扱いに関する資格を取らせ、コノプリヤ教授の協力で、ベラルーシのすべての認証をクリアして、実験を行なわせたのである。もちろん、この件にかかわる予算の不足分やヴェンスコビッチ君の学費や生活費は、すべて当方で負担し、実験を完了することが出来た。

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修士論文名は「EM・X服用による身体負荷量放射性物質セシウム137の排出に関する研究」となっている。実験に協力してもらった子供達は、地図の大きな赤い丸で示された汚染度の高いゴメリ州とモギリョフ州に住んでおり、21人が参加した。子供達は日本への出発前に現地で放射能全身計数装置(screener-3m)と携帯Y線々量計で測定し、日本へ入国した。日本での療養は7月23日~8月31日の40日間で、すべて、野呂さんを中心とした「チェルノブイリへのかけはし」の里親の方々に協力いただいた。 21  名の子供の平均年齢は9.7才、3グループに分け、EM・Xを1日30cc飲むグループをA、1日50cc飲むグループをB、飲まないグループをCとした。飲まなかったグループには、実験終了後の12月上旬以降に、EM・Xを飲むように関係者を含め協力をお願いした。出発前のセシウム137の身体負荷量はグループAが81.61ベクレル/kg、グループBは88.65ベクレル/kg、グループCは62.99ベクレル/kgであった。

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療養が終了した8月31日後、ベラルーシへ帰国した直後に測定した結果は、グループAが26.78に減少、グループBは全員が測定不能、すなわち正常値となったのである。グループCも33.81とかなり減少したが、ベラルーシ政府の目標である15~20ベクレル/kgに達することは困難であった。 また、EM・Xの持続性について検討するため、10月と12月の2回にわたって測定した結果、Aグループは12月2日の時点で帰国時の26.78よりも下がり22.16、Bグループは全員、測定不能の正常値を維持し、Cグループは37.31となり、帰国後の数値が高まるという従来のパターンが確認された。 これらのデータと、その後の測定値を参考に、コノプリヤ教授と協議した結果、EM・Xは1日当り50ccを服用すると40日でセシウム137の身体負荷量を完全に消去すると同時に、耐放射性機能が長期にわたって保持されるという従来の常識に反する結果となった。

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EM・Xは、その後、改良に改良が加えられ、日本では、EM・Xゴールドとして市販されているが、現在のEM・Xゴールドは、実験に使われたEM・Xの5.6倍、80℃以上に加熱して適当な温度で飲用すると
10倍以上の効果があることも確認されている。福島第1原子力発電所の今後がどのようになるのか、予測は不可能であるが、最悪でもベラルーシのようにはならないことは確かである。

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この観点に立てば、内部被曝対策としてのEM・Xゴールドは、ラベルに書かれている一般的なレベルで十分であり、子供はその2分の1、乳幼児は3分の1~4分の1が目安と考えるのが妥当である。当然の事ながら、EM・Xゴールドは飲み過ぎても害はない清涼飲料水であるが、もしも日常と変わったことが発生すれば量を50%以下に減らす配慮は必要である。また外部被曝に対しても量を増やせば十分な対応が可能である。 最後に、このベラルーシでの研究情報が、今回の日本の原発事故に何らかの形で役立つことが出来るようになったことは、これまで、長期にわたってご協力いただいた「チェルノブイリへのかけはし」代表の野呂美加さんのお陰であり、改めて感謝の意を表する次第である。

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E  M  生 活¦編集¦

地震災害後のEMの活用

蘇れ 食と健康と地球環境

EM菌の開発者   比嘉照夫氏の提言

3月11日に起った東北関東大震災はマグニチュード9.0の超巨大地震であり
これまで万全と思われた対策もすべて無力化し
1000年に1回ともいわれる想定外のものとなっています。
そのすさまじい破壊力は、悪夢の如くで、被災された方々には言葉もなく
ただただ念じ入るばかりであり心からお悔やみと、お見舞いを申し上げるとともに
一日も早い復興を祈っています。
またEM研究機構やEM研究所、EM生活社はもとより
NPO法人地球環境共生ネットワークや
全国EM普及協会、財団法人自然農法国際研究開発センター
その他EMに関する多数のNPO法人や
ボランティアの方々には、震災後の衛生対策を中心とする
ボランティア協力もお願いしており
窓口をEM研究機構(098-935-0202、FAX0205)と
地球環境共生ネットワーク(03-5427-2348、FAX5890)とし
具体的な対応に当ることになっています。
現時点では、生活必需品や医療品などの安定供給と水道や電気ガスなどの
ライフラインの復興が急務であり、EMの出番は、その次となりますが
EMボランティアの方々には以下の情報を十分に活用されることをお願いします。

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1.EMによる悪臭、水質汚染、その他諸々の衛生対策


本件について過去に阪神・淡路大震災でトイレ、下水、ゴミ集積場の

悪臭対策はもとより

消毒液や化学物質の悪臭対策にEMが多方面で活用されました。

以来、国内における地震や洪水等の災害にもEMは広く活用されています。

また海外では台湾中部大地震やスマトラ島沖地震

四川大地震の際にも悪臭はもとより

諸々の衛生対策に活用されています。タイ国のように災害時の衛生対策として

タイ国軍や社会開発省が組織的にEMが活用できるシステムを

作っている国もありますが

その具体的な指導は、EM研究機構が行ない完全に機能するようになっています。

EMは宮崎県で発生した口蹄疫の感染拡大防止と殺処分された

家畜の埋却処理時の悪臭や二次汚染防止対策に決定的な威力を発揮しています。

この成果は口蹄疫が大流行となった韓国でもいかんなく活用されており

感染拡大防止はもとより、300万頭余の殺処分された家畜の

埋却処理に関する悪臭対策や

二次汚染防止対策や様々な衛生対策に広く活用されています。

タイ国はもとより、宮崎や韓国における技術指導はすべて

EM研究機構が行っており

県や市町村レベルの要請には、いつでも応じられる体制が整っています。

要請があればEM研究機構が宮崎県で行ったようなノウハウをボランティアで

協力いたします。 同時に各々の県にいるEMボランティアに協力してもらい

システム的に対応できるように関係者に

ボランティア出動をお願いしています。先ずは200~500Lの小規模の

タンクでEM活性液を作ります。

EMの種菌についてはEM研究機構やEM研究所で提供いたします。

災害後の悪臭は、人々のいらだちや不安を増幅させ

特にトイレ関係は最悪なものとなります。

EM活性液の50~100倍液を散布するだけで

様々な腐敗臭や消毒薬や化学物質の悪臭を著しく抑制し

再発生を防ぐ力があります。EMを散布し悪臭が消えると

多くの被災者が落ち着きを取り戻し

パニック状態を脱した例は枚挙にいとまがありません。

水のない所ではEMボカシをふりかけるだけでも

著しい効果があります。

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2.石油等を含む、化学物質汚染対策


EMはナホトカ号による福井県での重油汚染はもとより

5~6年前に起ったパキスタンのカラチでのタンカー事故

オランダにおける化学物質汚染対策に着実な成果を上げ

最も分解が困難とされるダイオキシンを分解する力ももっており

実用レベルで広く活用できる状況になっています。グリストラップの油の分解には

日常的にEMは活用されていますが、石油精製後のスラッジを無毒化し

肥料化する技術としても活用されています。

特に石油の分解についてのEM効果は

国連の工業発展機関のホームページでも紹介されたことがあります。

先ず大量の油は回収し、その後、水面や土壌や岩や岸壁にこびりついた

汚染部分にEM活性液を10~20倍にして臭気が半減するレベルを目安に散布します。

1回で効果がある場合もありますが

1週間に1回程度、2~3回散布で予想外の効果が上がっています。

化学物質汚染の場合も同様な方法をくり返しますと、万全を期すことも可能です。

油がべっとりしている場合や化学物質の汚染量がひどい場合は

EM活性液50倍に米ヌカを容量の3%、糖蜜を重量の1%を目安に混和し散布すると

著しい効果があります。米ヌカや糖蜜は、やや多めにする方が効果的です。

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3.避難所および居住地でのEMの活用


大勢の人々が、身をすり合うように生活し続ける避難所では、体臭を含め、様々な臭いや

ホコリが発生します。このような場合は、EM活性液を500~1000倍にして

1日数回スプレーします。臭気がこもるような場所は200~300倍にして散布します。

また衣服の表面にスプレーしますとホコリや体臭を減少させ

衣類の汚れを防止することが出来ます。

水が少なく、お風呂や洗濯がままならぬ状況下では

EM活性液を100倍から200倍にして体をふきますと汚れはもとより

皮膚のトラブルの防止にも役立ちます。洗髪も同様な要領で行います。

手洗いも100倍液を手にスプレーするだけで完全な除菌効果があります。

またトイレの横にEM活性液を100~200倍にうすめたものをバケツにいれておき

用が済んだ後に、手を浸すだけで除菌効果は万全です。EMをうすめた各種の液は

1~2日で使い切ってしまいます。3~4日たっても効果はありますが

生活空間を快適にするためには

EM液は毎日更新がベストです。また調理に当っては100倍のEM活性液に

野菜やお肉等を1~2分ひたした後に加熱すれば食中毒はもとより

お腹のトラブル予防にも万全です。

100倍のEM活性液は、ノロウイルスをはじめ、あらゆるウイルスはもとより

大腸菌の増殖を完全に抑える力をもっています。

飲料水以外の水には、EM活性液を1000分の1を目安に添加します。

可能であればスーパーセラCを1万分の1になるように加えます。

2~3時間も経過すれば雑菌が著しく減少し、水もきれいになり

野菜を洗ったり洗濯、お風呂等々に安全な水として使用することが可能です。

また、お風呂も、大勢の人が入りますので、臭いや汚れが問題となります。

この場合も水の1000分の1~2000分の1を目安にEM活性液を添加すれば

数倍も効果的に活用することが出来ます。

また、1万分の1のスーパーセラCを添加すると、なお効果的です。

阪神・淡路大震災の場合も、この方法を行ない多くの人々に感謝されました。

また残り湯にEM活性液を1000倍になるように添加し

布等による簡易ろ過を行えばその水を再利用することも可能です。

残り湯をすてる場合も、そのまま流さずグランドやまわりの土の部分に散布すると

空気や土壌を浄化する機能を発揮してくれます。

健康維持のため、EM活性液を飲んでいる人々が多数おられますが

この場合は、あくまでも自己責任となります。目安は排泄物の臭気が気にならない

レベルまで減少する量ですが、経験的には1日10~50ccぐらいといわれています。

EMの主要菌は光合成細菌、乳酸菌、酵母等で世界中の公的機関で

その安全性は確認されています。

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4.汚染された家畜や土地の浄化

個人で行う場合は、100~500Lのタンクや容器でEM活性液を作り

その活性液を100倍~200倍にしてジョウロ等で散布し、汚染された部分を洗浄します。

可能であれば高圧洗浄機が効果的です。臭気が残っている場合は、再洗浄し

床下などにもたっぷり散布します。庭にも同じ要領で散布します。このような方法を徹底すれば

津波と同時に押し寄せた様々な汚染を根本から消去することが可能であり

健康にとっても望ましい「いやしろち」にすることができます。

広い公共の場や、水田や畑地の浄化は、10a当たり50~100Lの

EM活性液の散布が目安です。

面積が大きすぎて個人の手に負えない場合は

宮崎県の例のように市町村単位で対応します。

この場合、タンクや簡易プール等を準備し水の供給を万全にしてもらえば

EMやその他の資材は、可能な限り、EM研究機構が提供し、技術指導を行います。

海水はもとより、下水、様々な化学物質の汚染に対し著しい浄化効果があるばかりでなく

公園の樹木の生育もよくなり、また、その後に栽培される作物の生育を促進し

病害虫を著しく軽減し、品質を高める効果があります。

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5.放射能汚染対策


この原稿を書いている現在、福島第1原発の状況がどうなるのか見極めがつきませんが

チェルノブイリのような最悪の状態になったことを想定して、その対策を提案します。

EM研究機構はチェルノブイリ原発事故から今日まで、その風下で被災したベラルーシに於いて

ベラルーシ国立放射線生物学研究所と共同で、EMによる放射能対策について研究し

様々な成果をあげています。その要点は以下の通りです。

1)被爆者がEM・Xゴールドを1日30cc~50ccを目安に飲用を続けると

30日内外で外部被爆はもとより、内部被爆

(放射物質が体内に入った状況)も正常に戻る。

その後、飲用を中止しても再発は起こらない。

我が国では広島の原爆症の方々でもその効果は確認されています。

このことは、マウスの実験でも確認されており

データの大半は公開されています。

いずれも、EM・Xゴールドの持つ抗酸化作用と非イオン化作用と

二次元の有害な放射線エネルギーがEMの持つ三次元波動

(ヘリカル構造)によって無害化されるためです。

2)光合成細菌を強化したEM活性液を10a50Lの散布で

放射能が年間15~30%減する事が確認されています。

日本のボランティアの行った実験では

月に1回程度の散布で年12回処理で測定限界以下になった例もあります。

以上の結果は、私が勝手に主張しているのではなく

しかるべく機関と協同して行ったものですが、当時は、非常識として

国際学会で発表させてもらえなかった事情があります。

同様な結果は、ウクライナの放射線生物学研究所でも得られていますが

発表は受理されなかったそうです。

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6.再建に当ってのEMの活用


良質のEM活性液を使用水の5%、EMスーパーセラCを

1000分1.セメントに混和すると

界面活性力が著しく高まり、コンクリートの強度は10~20%向上し

耐用年数は200~300年以上ということが確認されています。

建築現場の土壌に10a当り

1トン程度のEM活性液にEMスーパーセラCを0.1%添加し

敷地内に十分浸透するように(50~100倍で散布)すれば、建築物の

劣化の原因となる土壌からの酸化を防止するだけでなく

そこに住む人々の病気が極端に減少したというデータもあります。

また、経験的に耐震性が著しく強化されることも確認されています。

地獄からの再建です。これからの人生を健康でよりよいものにするために

EM建築をおすすめしますデータはすべてEM研究機構にあります。

塗装等の化学物質過敏症対策にも万全を期しています。

以上、大急ぎでEMボランティアやEMに関心のある皆様にむけての

情報発信を行いましたが上記の情報はあくまでも個人の判断で活用するものであって

公的に認められたものではありません。

国の方針や公的な方針は厳守されるようにお願いします。

今後の件については、その都度、本誌やWEBエコピュアを含め

新しい情報を提供することにいたします。

なお詳しくはEM研究機構(098-935-0202,FAX-0205)にお問い合わせ下さい

お電話下さい

0172―32―0617

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